在学生インタビュー:授業紹介編
在学生のみなさんに、印象に残っている講義や特徴的な講義について聞きました!
授業の詳しい内容はシラバスから検索して見ることができます。
講義・演習
「プログラミングA~D」
1年次からプログラミングの授業があります。プログラミングの基礎を学ぶ講義や、実際にプログラムを書く演習を通して、プログラミングの知識とスキルを身につけます。
- 土居さん・B4
プログラミングはほぼ大学に入ってから始めた初心者でした。1年生の時は週に2コマずつプログラミングの講義があり、課題を次々にこなしていくのは、最初はなかなか大変でした。大学に入って最初のプログラミングの課題はオセロゲームを作ることでしたが、入学してわずか半年後にはちょっとしたゲームが作れるようになって感動しました。
2年次後期「プログラミングD」の様子
「言語処理工学A」「情報科学演習D」
3年次後期の講義と演習。講義を通して計算機言語の処理系(コンパイラ)に関する基本を学び、実際にコンパイラを設計・作成します。
- 山本さん・M1
3年生の授業で、プログラムを機械が認識できるものに変換する、コンパイラを開発するという課題がありました。簡単なコンピュータ言語を一から作るような感じでなかなか難しかったです。どのように動いているのかを説明するレポートも提出します。
「計算機アーキテクチャ」
ハードウェアの基本設計や動作を学ぶ2年次後期の授業。
- 光成さん・D2
計算機アーキテクチャの講義が役に立ちました。実際にコンピュータの中身はどのようになっていて、どうやって動いているかを学んで、簡単なCPUをハードウェアの設計から考えて作ってみるという実験をそのあとに履修することで、より理解が深まりました。
2年次後期「データ構造とアルゴリズム」の様子
実験
情報科学の実験では、ハードウェアを構成・制御するプログラムの作成・実装などを行い、ハードウェアの設計に必要な知識と技術を身につけます。
- 中島さん・B3
入学前に思っていたよりハードウェア寄りの授業もありました。回路を組み上げて、そこに自分のプログラムを組み込んで電卓を作ったりします。
3年次後期「情報科学実験C」の様子:CPUの設計の基本を学ぶ実験。既成のFPGAボードにハードウェアを構成して動作させます。
PBL(Problem-Based Learning)
少人数のグループに分かれて課題に取り組む授業。自ら考える力やチームで取り組む能力を養います。
- 村井さん・B3
グループワークが多いです。グループごとに一つの課題が出されてそれに取り組みます。5 人くらいのグループで、ディスカッションしたり、効率よく仕事を割り振ったり、成果を上手にプレゼンテーションすることまでチームで行うので、一連のプロジェクトを管理する力が必要になります。
2年次後期「基礎工学PBL」の様子
- 藤本さん・B2
5人ずつぐらいのグループに分かれ、ロボコードという戦車を動かすシミュレーションゲームで対戦する授業があります。戦車を動かすプログラムはグループごとに作り、その勝敗を競います。情報科学の分野では、チームで一つのものを作ることが多いので、PBLはそのトレーニングも兼ねた授業です。
- 佐々木さん・M1
ロボコードで勝つには、敵が目の前に現れたら撃つ、予測して撃つなどプログラムを 工夫しなければいけません。共同作業をするうちに、自分の書いているプログラムが わかりにくいからもっときれいに書かないとダメだと気づかされることもあります。 共同で作業する能力、スケジュールを調整するなどの能力も問われます。
ゼミナール
- 土居さん・B4
3年次にゼミナールという授業があります。研究室の数に分かれて、それぞれの研究室の研究テーマに沿って、英語の論文を読んだり、それを使って何か作ったり、プレゼンをまとめたりします。前期と後期で二つの研究室のゼミを受け、実際に研究室で作業をしたりすることもあるので研究室の雰囲気を知ることもできて、将来所属する研究室を選ぶのに役立ちます。
(2018年1月19日・22日インタビュー)