2005年度PBL2(情報科学PBL)の成果

PBLとは

PBLとは,Problem Based Learningの略で,少人数のチームで協力しながら調査・議論・検討・設計・開発・発表等を行っていく問題解決型の授業です.工学系の学科では,このような科目が重要であると言われており,近年,かなりの大学で取り入れられるようになってきました.基礎工学部では,全国に先駆けて,全学科で平成12年度から実施しています.

基礎工学部情報科学科のPBLでは,学生に対して具体的な問題を設定し,議論しながら解決させたり,チームでプログラムを作らせたりしています.これらの活動のなかで,学生は,自ら考え,調査し,議論し,チームメンバーと協力して与えられた課題を解決してゆくという体験をします.学生は,このような経験を通して,議論の仕方,レポートの書き方,発表の仕方などを学んでゆきます.入学当初からこのようなPBL科目を履修させることによって,学生が単に知識をつめこむという学習スタイルから脱却し,自ら考えられる,また他人と協調して行動できる人間となることを期待しています.

PBL2の内容

本学科ではPBLを1年前期・後期,2年前期・後期で行っていますが, PBL2はそのうちの1年後期のものに当たります.2005年度のPBL2では, 「自分たちで設定したテーマに対して,さまざまな調査を行い, 調査結果をインターネットで発信する」という課題を設定しました. 具体的には,以下の流れでPBLを行いました.

  1. テーマの考案,発表,グループ編成
    各個人で調査したいテーマを考え,学生全体に対して自分のテーマを 90秒で発表してもらいました.その後,各学生に調査したいテーマに対して 投票してもらい,投票結果をもとにグループと調査テーマを決定しました.
  2. グループによる調査活動
    まず,編成されたグループでテーマと調査内容を掘り下げ, それを学生・教員に向けて発表してもらいました. その後,発表時に挙がった意見を参考にして, 約2か月間で調査を行ってもらいました.
  3. 調査結果のまとめ,発表
    調査結果をWebページとしてまとめさせ,また,調査内容・結果を 学生・教員全体に対して発表してもらいました.最後に,全活動をまとめた 最終レポートも作成してもらいました.

学生が調査結果をまとめたWebページ

学生がPBL2で行った調査の結果をまとめたWebページを, 2007年3月31日まで公開しておりました. Webページを外部公開するに当たり,以下の手続きを行いました.

  • インタビュー内容の公開について,全インタビュー先から同意書を いただきました.
  • 著作権侵害を防ぐために,著作権に関する講義を行いました.そのうえで, 著作権を侵害していない旨の誓約書を学生に提出してもらいました.
以下は,公開していたWebページのタイトルです.
  • 睡眠と健康
  • 情報科学科の研究室生活
  • 自作Personal computer〜そのメリットとデメリット〜
  • ベランダでできる家庭菜園
  • 上手な睡眠の取り方
  • 個人の資産運用
  • おいしい冷凍たこ焼きの作り方
  • FirstImpression〜未知との遭遇、その前に〜
  • プロテイン〜トレーニングのすすめ〜
  • 優の取れるレポート作成法
  • 宴会やパーティの盛り上げ方
  • 音と快不快
  • コンピューター対戦ゲームの仕組み
  • 基礎工のキャッチコピーを考える
  • 株の仕組み