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大阪大学 基礎工学部 情報科学科

計算機科学コース・ソフトウェア科学コース

 今やコンピュータは、 銀行や郵便局の預貯金出納システム、 列車や航空機の座席予約システムなどのオンラインシステムから、 オフィス・オートメーション、ファクトリー・オートメーションに至るまで、 社会の隅々にまで浸透し、計り知れないほど役立っています。 最近では医療診断、自動翻訳などいわゆる人工知能としても使われ始めており、 インターネットのような世界規模のコンピュータネットワーク化も進んでいます。
 『情報工学』とは、高性能なコンピュータをいかに作り、 使いやすい形で利用者に提供するか、 コンピュータを応用した情報処理システムをいかに構築するかなどを担う学問です。 コンピュータの利用・適用範囲の拡大とともに、 情報工学はそれらを支え発展させるものとして社会的に強く期待されています。

 項目[学科の生い立ちと特徴] のところに書いてありますように、 大阪大学基礎工学部情報工学科は、 昭和45年(1970年)に我国最初の情報関連5学科の一つとして設立され、 11講座からなる国内有数の充実した研究教育体制を擁する学科に発展してきましたが、 分野の拡大に伴い、平成8年4月、 数理科学グループを加えて新しく「情報科学科」に再編成されました。

 1、2年次においては「情報科学科」として必要な数学などの専門基礎教育科目を学びます。 専門科目として、1年次ではプログラミング、計算機の仕組み、 計算機活用法など、情報工学・数理科学に共通の基礎を学びます。 2年次に進む時点で、次の3コースに分かれます。

  • 計算機科学コース(35名程度)
  • ソフトウェア科学コース(35名程度)
  • 数理科学コース(15名程度)
「計算機科学コース」、「ソフトウェア科学コース」では、 従来の情報工学科の内容を受けつぎ、境界領域も含めて、 情報工学に関する教育と研究を行います。 この二つのコースはその内容が密接に関連しているので、 授業科目などは同じになっています。 「数理科学コース」は情報科学の基礎数理に関する教育と研究を行います。
 ここで、私たちの(旧)情報工学科、それを母体にした「計算機科学コース」 と「ソフトウェア科学コース」の情報工学2コースの特徴について述べましょう。
  1. 歴史と伝統があります。
     すでに書いたように、大阪大学の情報工学科は、 昭和45年(1970年)4月国立大学に最初に設立された情報工学関連5学科のうちの一つです。 当コースはそれを母体にしており、歴史と伝統をもっています。 昭和63年から平成2年にかけて6研究室(小講座)から10研究室へ拡充され、 現在13の研究室があって、ますます内容的に充実してきました。
  2. 典型的な情報工学を学びます。
     私たちの情報工学2コースは、情報工学の基礎から応用までを専門にしています。 情報関連学科・コースの中には、システム、電子、 数学なども主要な専門分野にしているものも多くありますが、 ここでは情報工学のことに集中して広く深く学びます。
  3. 1年次から情報工学の勉強をします。
     教育の効果が上がるように、 1、2年次のときから専門科目の授業を多く取り入れ、 4年間の一貫教育を行っています。 1年次1学期からコンピュータを使う授業が週2回(1回90分)あり、 入学時から本格的にコンピュータに親しめるようになっています。
  4. 多くのスタッフで教育と研究指導を行います。
     私たちの情報工学2コースでは、 医学部や学内の研究所などいくつかの研究室の協力も得て、 多くのスタッフで教育と研究指導に当ります。 多くの授業科目を用意し、よく深く学べるようになっています。 また、幅広い分野の研究が行えます。
  5. 3年次から飛び級で大学院へ進めます。
     3年次1学期までに多くの基礎的な科目や重要な科目を履修することになるので、 夏休みに行われる大学院入学試験に3年次で合格することは難しくありません。 例年、大学院へ進学する学生の2〜3割程度は3年次からの進学者です。
  6. 恵まれた計算機環境です。
     1年次から、日本でトップクラスの設備を誇る環境で、 一人一台の最新の高性能のコンピュータを使って授業を行います。

 私たちの学科・コースのカリキュラムは、 3年次から大学院に進学することも考慮して、 3年次までで基本的で重要なことは学び終えるようになっています。 1年次から3年次にかけて、 情報工学関連の仕事をやっていく上で必須とされている専門知識と技術について 学んだあと、 多数の専門的な授業科目の中から、 興味に応じて選択して勉強できるようになっています。 また、授業に関連して、実際にコンピュータを使ってプログラムを作成したり、 コンピュータを組み立てる実験も行なって、実技を身につけます。 とくに、プログラムの作成や設計については深く学びます。
 さらに、4年次では、知識工学、 マンマシンインタフェースなど技術の応用分野を広げる科目について学ぶとともに、 希望する研究テーマについて指導教官の研究室で卒業研究を行ないます。
 「情報工学に興味があるけれどパソコンが上手に扱えない」と 不安に思う人もいるかもしれませんが、 私たちのカリキュラムはコンピュータについて基礎から学べるように組まれていますので、 入学生にはコンピュータについての予備知識は要求していません。

 入学生の約8割が大学院へ進学し、 約2割が学部卒業で就職します。 大学院に進学した学生は、そこでさらに専門的な教育を受け、研究実績を積みます。 そしてその大部分が一般の企業に就職しますが、 大学や研究機関等に就職して研究者として活躍している人もいます。
 情報工学技術者に対する需要は年々増加しています。就職先は、 コンピュータ、電気機器、精密機械、ソフトウェアなどのメーカが多いですが、 情報工学の素養を持つ人材は各方面で求められており、 通信・出版、自動車・重工、鉄鋼・金属、食品・化学、輸送、エネルギー、 金融・商社・マスコミなどといった分野の企業にも幅広く就職しています。 それらの企業で、情報工学を学んだ卒業生は、計算機システムの開発、 計算機応用分野の開拓、情報処理システムの設計開発などにおいて 中心的な役割を果たしています。 情報工学に対する社会的要請は今後更に強くなり、 情報工学技術者の活躍の場はますます広がっていくでしょう。

 授業内容や研究内容などさらに詳しく知りたい人は、 ホームページに戻って、該当する項目をご覧になって下さい。

 基礎工学部ならびに情報科学科ではアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)を定めています。 情報科学科ではコンピュータおよびそれに関連した情報科学技術を用いて情報化社会の発展のために活躍できる人、常に創造する心と探求心を忘れない技術者を養成することを目指しています。そのために次のような人を求めます。

  • コンピュータやそのネットワークの高度な利用法に興味がある人
  • コンピュータ自体およびその高性能化に興味を持っている人
  • いろいろ新しいことを考えるのが好きな人
  • 数学や理科に興味があり、物事を筋道立てて考えることができる人

 入学者選抜方法については、 大阪大学から7月下旬頃に公表される「入学者選抜要項」をご覧下さい。 基礎工学部では、一般選抜(前期日程・後期日程)入試のほかに推薦入学特別選抜入試、帰国子女特別選抜入試、 私費外国人留学生特別選抜入試を行っています。 それぞれの詳細や募集要項の入手法などについては基礎工学部 入試情報のページをご覧下さい。

 学部学生および大学院学生の進路については学生の進路をご覧下さい。

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