大阪大学 基礎工学部
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学科の生い立ちと特徴

 大阪大学基礎工学部情報工学科は昭和45年(1970年)4月に設立されました。 国内の情報工学関連学科として国立大学に最初に設立された5学科のうちの一つです。

ちなみにその5学科とは、(当時の名称で)東京工業大学理学部情報科学科, 電気通信大学電気通信学部計算機科学科,山梨大学工学部計算機科学科, 京都大学工学部情報工学科です。

それ以降、情報工学に対する社会的要請に対応して、 ほぼ毎年のように理工系の情報関連学科が全国の大学に新設あるいは改組 (教官組織の組み替えや学科名の変更など)で生まれてきています。 理工系情報工学関連学科協議会への加盟数で見ると、国公立大学で、 昭和54年には 24学科であったのが、平成21年には152学科になっています。
 大阪大学の情報工学科は、そのような多数の学科の中で、歴史と伝統をもち、 時代とともに発展してきました。電子、通信、 数学なども主要な専門分野にしている多くの情報関連学科もありますが、 私たちの情報工学科は、 情報工学の基礎から応用までを専門に幅広く担当する典型的な情報工学科です。

 当初6講座(一講座当り教授一人,助教授一人,助手二人)・学生定員一学年40人として出発した私たちの学科は、 昭和63年から平成2年にかけて10講座・学生定員70人に拡充しました。 昭和63年以来、いわゆる第2次ベビーブームによる受験者層の一時的増大に対処して、 10人増募しています。 平成6年度には、教養部廃止に伴い、教養の情報担当の教授が情報工学科に移って、 実質11講座になりました。

 平成8年4月に大学院重点化のための改組により、 情報工学科と基礎工学部の数理グループが統合して、新しく、学部に情報科学科が、 大学院基礎工学研究科に情報数理系専攻が生まれました。 情報科学科は、計算機科学コース、ソフトウェア科学コース、 数理科学コースの3コースからなり、 情報数理系専攻は、計算機科学分野、ソフトウェア科学分野、数理科学分野の3分野、 および、大学院専任のコミュニケーション数理講座からなっていました。 もとの情報工学科は、計算機科学コース、ソフトウェア科学コースとして、 また、もとの大学院基礎工学研究科物理系専攻情報工学分野は、計算機科学分野、 ソフトウェア科学分野およびコミュニケーション数理講座にそのまま引き継がれました。 この改組に伴い、制度上は大講座制になりましたが、情報分野としては、 2研究室が新たに増え、13研究室になりました。

 平成14年4月に大学院情報科学研究科が創設され、 情報数理系専攻の計算機科学分野とソフトウェア科学分野の全研究室が新研究科に移りました。 数理系専攻の研究室はそのまま基礎工学研究科に残って現在に至っています。 学部の組織は従来通りで、学生は基礎工学部情報科学科に入学し、 2年次から計算機科学コース、ソフトウェア科学コース、数理科学コースに分かれます。 情報分野としては13研究室に加え、サイバーメディアセンター、産業科学研究所、医学部の研究室の協力も得て、 教育と研究に当っています。
 情報科学科の学生定員は臨時増募分がなくなって平成10年度から70人になり、 平成14年度には68名に、平成20年には83名になっています。 1年次終了時に、計算機科学コース、ソフトウェア科学コース、 数理科学コースにそれぞれ35人程度、35人程度、15人程度に分かれます。

 授業のカリキュラムは非常に充実しています。 3年次からの大学院進学も考慮し、 1年次から専門授業科目を多く取り入れ、 3年次までに殆どの専門科目を学んでしまうカリキュラムになっています。 3年次1学期までに多くの基礎的で重要な科目を履修することになるので、 夏休みに行なわれる大学院入学試験に3年次で合格することは難しくありません。 例年、大学院へ進学する学生の2〜3割程度は3年次からの進学者です。 他学科、他大学ではごく少数です。
 また、計算機環境も極めて恵まれています。1年次から、 一人一台の最新の高性能のコンピュータを使って授業を行なっています。 サイバーメディアセンターや学科の計算機環境は日本でトップクラスであると言っても過言ではないでしょう。

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